◆家庭用岩盤浴ユニットを商品化

 福島市のコムテックス(諸橋哲社長)は、「家庭用岩盤浴」のユニットを業界初で開発、工務店や設備工事店、電気工事店などを対象として、販売施工代理店を募集している。

 同社は、数種類の天然鉱石をパウダー化し、ブレンド化することにより、秋田県の玉川温泉で知られる「北投石」の物理的性質を人工的につくり出すことに成功(特許出願中)。その「人工北投石」を使って開発したのが「家庭用岩盤浴ユニット」=写真。床材に「人工北投石」を塗布するとともに、身体を横たえる天然石にも「人工北投石」を埋め込み、電熱ヒーターで45℃程度に温める。また、ユニット内には遠赤外線ヒーターも設置し、室温は40℃前後に保つ。これらにより、ユニット内は遠赤外線とマイナスイオン、ラジウム線たっぷりの空間を創出する。諸橋社長は、「近年の岩盤浴の多くは、遠赤外線やマイナスイオン効果のみがほとんどですが、当社の人工北投石のラジウム量は国内最強で、玉川温泉の10倍以上ありますが、ユニット内のラジウム線は玉川温泉の約3倍に設定しています。室温も40℃前後に設定するため、子どもからお年寄りまで楽しめます」と強調。また、ユニット内は乾燥状態にあるため、入浴後は洗濯物の乾燥室としても利用できる。
 ユニット化は、高気密高断熱住宅を手掛ける同社のノウハウを取り入れ、魔法瓶構法でプレハブ化。1畳強(1m×2m)のスペースに設置可能なコンパクトなものとし、「職人さん1人が1日で施工できます」と施工性も考慮。今月中旬にも量産タイプ1床用のユニットが完成し、3月から量産体制に入る予定となっている。定価は150万円(設置工事費別)とする予定。
 「このユニットの販売施工が新たなリフォーム需要を呼び起こす武器になります。また、新築においては、他社との差別化に活用できます。ぜひ、地元の工務店、設備工事店、電気工事店等による販売網を構築したい」(諸橋社長)とし、代理店制による事業展開を図る方針。加盟金は、展示品(実演用)1台(定価150万円)を含め、カタログ等の販促ツール、技術指導料を合わせ200万円とし、別途、年間宣伝広告分担金として12万円を徴収する。本部へ入る問い合わせや直接注文は、すべて代理店にフィードバックする。
 また、人工北投石を床に練り込んだユニットバスの開発をメーカーに持ちかけているほか、ホテルや温泉旅館、福祉施設等の「業務用岩盤浴」についても営業展開しており、業務用の販売施工代理店についても今後募集する考え。
 岩盤浴の体験ユニット=写真=は、同社の住宅関連機器・資材展示場「住まいの市場」(福島市鎌田字半在家2−1)内に展示しており、いつでも無料で体験できる。
 問い合わせは同社へ。フリーダイヤル0800(800)3781。