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須賀川市のあおい組(菊地大介社長)と矢吹町の三柏工業(菊地一樹社長)は、5月31日をもって三柏工業の土木部門をあおい組に譲渡する。20日、両社長が発表した。
譲渡の経緯は、今年2月末、三柏工業からあおい組に譲渡を打診。土木を主力とし、さらなる受注拡大を目指すあおい組と、マンション建設を始め建築事業の拡大を目指す三柏工業双方の思惑が一致し、今月12日に基本合意に達するスピード合意であった。
譲渡に際し、あおい組の菊地社長は「一般競争の導入に伴い、適正な利益の確保が困難な中、安定した受注量の確保のためには、現場代理人・技術者の絶対数が必要となってくる。また、土木工事の原点に立ち返り、新年度よりゼロからのスタートを切るべく、企業倫理を含めた社内体制の構築を進めていたところに、三柏工業から土木部門譲渡の話があり、受けさせていただくこととした」と述べ、三柏工業の菊地社長は「今後は、公共・民間含めた建築業に集中特化し、地域密着型の企業を目指していきたい」と述べた。
両社とも決算期は5月。昨年の決算期での完工高は、あおい組は14億6000万円余で、うち土木工事が約11億5000万円、舗装工事が約2億4000万円。三柏工業は完工高が14億5490万円余で、うち土木工事が約8億5400万円、舗装工事が約9000万円、建築工事が約5億円となっている。従業員は両社とも41名。
譲渡計画では、三柏工業の土木部門の担当者約10名があおい組に移籍する予定で、三柏工業の土木、舗装部門は廃業する。なお、来年度の年間完工高として、あおい組は約30億円、三柏工業は約10億円に目標を設定している。
三柏工業は昭和23年設立。あおい組の創業者である現会長は三柏工業の出身で、昭和53年にあおい組を設立。また、現在の両社長はいとこ同士にあたるなど両社の絆は深い。
また、あおい組は4月2日より社名変更し、あおい組から「組」を取り「鰍おい」とする事を発表した。
三柏工業は本社機能を須賀川支店(須賀川市愛宕山103−4)に移転し、矢吹町の現本社(矢吹町北町87−2)は矢吹支店とする事を発表した。既に今月6日付で本社機能の移転は完了しており、現在は登記申請中となっている。
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