◆福島市鎌田に「住まいの市場」オープン

 福島市のコムテックス(諸橋哲社長)が開設準備を進めてきた「住まいの市場」が4月9日、福島市鎌田の福島中央卸売市場東側にオープンした。住まいに関したすべての資材が激安価格でラインナップする県内初の総合住設建材展示場として注目を集めているほか、県北地方の工務店及び専門工事業者とビルドパートナーとして提携、地元業者のリフォーム等工事受注に向けた新たな形態としても期待されている。

    

 「住まいの市場」は、住まいづくりに必要なすべての設備機器及び資材が揃う県内初の本格的な総合住設資材展示場。約50社の建材メーカー及び商社が出展に協賛し、売り場面積約300坪に種類別にラインナップするほか、実体験コーナーも設置。一般消費者が1箇所で複数メーカーの商品を見比べ、選択できる場となるもの。しかも、スタッフはインテリアコーディネーター、1級・2級建築士、介護住環境コーディネーター、宅建主任者などの資格取得者10名を常駐させ、住まいに関したあらゆる相談にも対応する。
 ラインナップの豊富さとともに、価格についても「価格破壊による消費者への刺激」をテーマとして、30%から70%オフの激安価格に挑戦する。さらに、会員登録した一般消費者には会員価格≠設定するほか、各種セミナーの無料招待など、様々な特典を付与する方針。初年度は約3000人の登録を見込んでおり、3年目には約1万人に拡大したい考え。
 商品の販売に伴う施工に関しては、ビルドパートナーとして会員登録した地元の工務店や専門工事業者が適正価格で提供するシステムを採用。現在、正会員(工務店)及び準会員(専門工事業者)合わせて約60社が登録しており、現在も登録受付中だ。会費は正会員が月額5万円、準会員が同2万円で、入会金はゼロ。会費はチラシやテレビCM等の宣伝広告費などに充てる。設計事務所の会員登録(会費無料)も受け付けている。
 諸橋社長は、「住まいの市場は、工務店をはじめとした地元業者と消費者とのコーディネーターと考えている。豊富なラインナップと激安価格により、潜在的な消費者のリフォーム需要を掘り起こし、それらの施工は地元業者の皆さんに担っていただきたい。住まいの市場を受注最前線基地として捉え、フルに活用してほしい」と述べ、大手住宅メーカーに対抗する地元建築業者の砦≠ニしたい考えを示している。
 住まいの市場は3階建て。1階及び2階を展示場とし、3階には約100名収容可能な研修室と個室のミーティングルーム4室を設置。住まいに関したセミナーの開催や、商談及び相談室として解放する。営業は当面、年中無休とする。営業時間は午前10時から午後8時まで。